地元の産業や農業、特産品について、どれくらいのことを知って言いますか？

有名な特産品のことくらいは知っていても、実際地域の産業のことを詳しく聞かれると、実際のところよく知らないという人も多いのでは？地域を活性化させるために、そうした地域の産業について市民の人たちに知ってもらうべく、全国各地で様々なイベントが開催されるようになっていますが、群馬県高崎市では、11月18・19日の2日間「第31回高崎市農業まつり」が開催されました。 このイベントは自然の恵みに感謝し、「食」の大切さを考えてもらうとともに、高崎の農産物を消費者の人たちに紹介する場として高崎市が毎年開催しているもの。

高崎えびす講市という地域のお祭りと同時に開催され、高崎市内からを中心に多くの人が訪れます。

会場となった「もてなし広場」では、市内の農協や市民団体などが農産物や加工品を販売し、体験イベントや試食コーナーなども用意。目玉企画の1つとして、3年前から始まった「キッチンカー」も開催されました。

キッチンカーイベントは、首都圏の腕利きシェフが高崎市産の食材を使った料理を作ってもらい、それを食べることができるというもので、今年は5人のシェフが腕を振るいました。野菜などは普段から消費してはいますが、普段なかなか農業を身近なものと感じる機会は少ないですし、郷土愛をはぐくむという意味でもこうしたイベントは大事ですよね。

高崎市の人も、そうでない人も、地元でこうしたイベントが開催されていたら遊びに行ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部