現在、地域の活性化・観光客の増加に向けて各地の自治体が取り組む施策には様々なものがありますが、増えてきているのが、コラボレーションによる集客。中でもアニメとのコラボレーションが非常に増えていますよね。

この11月は茨城県の大洗町で開催された「大洗あんこう祭」が、人気アニメ「ガールズ&パンツァー」効果で大賑わいになったことがニュースとなっていましたが、実はお隣のひたちなか市でも、「ガルパン」とのコラボレーション企画を打ち出し、観光客誘致を行っていたことをご存知ですか？ 大洗町はガルパンの舞台となっていたこともあり、ガルパンの聖地として知られ、あんこう祭りには近年人が殺到して、最寄り駅は大混雑になる事態が発生。

これを受けて、ひたちなか市では市民団体「ガルパン応援団ひたちなか」が、ひたちなか海浜鉄道を使った迂回ルートを提案。

なんと迂回ルート用のガルパンデザインオリジナル切符を製作し販売を行ったのです。

「ガルパン応援団ひたちなか」では、これまでにも対象店舗で商品を買うとガルパンオリジナルカードや缶バッジがもらえる街歩きイベントなどを実施していて、好評を博しているのだそうです。

便乗商法ともいえそうですが、ファンにとってもこうした企画は嬉しいでしょうし、アニメの地域活性化効果が広い地域に広がっていることは喜ばしいことですよね。

ひたちなか市の例もそうですが、これからアニメファンの人は、聖地以外の地域でのイベント情報などもチェックしておいたほうがいいかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部