普段、映画館に行って映画を見ることはどれくらいありますか？劇場まで足を運ぶことはもうずいぶんと減ってしまったという人もいるのではないでしょうか。

昨年は映画作品でもヒットが続き、映画界は盛り上がりましたが、現在は動画配信サービスなどの普及で映画館の経営は厳しくなり、大型のシネコンのみが生き残り、町の小さな映画館はどんどんなくなっていく状況…。

そんな状況をどうにかしようと、全国各地で映画人が新しくミニシアターを開いたりしていますが、東京・吉祥寺にも来年新しいミニシアターがオープンすることが発表され、注目を集めています。 映画館やギャラリーの運営で有名な「有限会社アップリンク（UPLINK）」が新たにオープンするこの「アップリンク吉祥寺パルコ」は、吉祥寺パルコの地下2階にオープンするミニシアター。

5スクリーンで合計300席の映画館となる予定で、話題作だけでなくインディペンデント作品やドキュメンタリー映画なども上映し、将来的にはライブパフォーマンスなども実施できるスペースにしていく予定ということで、大手シネコンとは全く違った映画館としていく予定としています。

ちなみにアップリンクとパルコは共同で映画の配給宣伝を手掛けてきたことはありますが、映画館の運営を一緒に行うのは初めてとのこと。

吉祥寺には先日、紆余曲折を経ながら「ココロヲ・動かす・映画館○」という新しい映画館もオープンしましたし、これからの吉祥寺の映画文化の行く末に注目です。


 執筆：街コミNAVI編集部