季節の移り変わりなどの時期にはなにかと体調を崩してしまうという方も多いのではないでしょうか？そんな時、改めて健康の大事さを痛感しているの人もいるではないかと思います。

このような場合には、健康でいることを京都で祈願してみてはどうでしょうか？ 京都では二十四節気の一つである「大雪」の日には、同じく京都にある「千本釈迦堂」では無病息災を祈る恒例行事である「大根だき」が始まったということで話題となっているそうです。

京都のこの行事は名前の通り大根を煮たものを参拝者に振る舞う行事なのだそうですが、これが京都では無病息災を祈願する行事として古くから行われて来たのだとか。

この京都の「大根だき」の行事は鎌倉時代に始まったとされる歴史のあるもので、大根の切り口に梵字を書いて魔除けとしてものが振る舞われたのが始まりとされるということで、京都では毎年の恒例行事として現代まで伝わっている貴重な習慣なのではないかと思います。

しかし、なぜ大根なのでしょうか？京都では様々なところでもこの大根だきが振舞われることがあるそうなので、その大根の調理方法は各々違いがあるそうなのですが大根を使用するところはどこも同じなのだとか。

とはいえ、冬の寒い時期に暖かい大根だきを食べることによって体を温め、栄養をとるということが健康に繋がるということが大昔からわかっていてそれが儀式として定着したという少し科学的な根拠もあるのかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部