全国的に大きな盛り上がりを見せている、地域活性化に向けた各自治体の取り組みですが、そうした自治体の行う取り組みの中には、トレンドといえるものも確実に存在していますよね。

最近増えてきているのが、各自治体のPV（プロモーションビデオ）を製作するという取り組みですが、三重県伊勢市でも新しい観光PR動画が製作されました。 今回のPVは伊勢市と、伊勢市にある県立宇治山田商業高校の情報処理科の生徒との共同制作作品となっていて、同科の授業の一環として7月から製作されてきたもの。

生徒たちは市の職員から動画の撮影に関する助言を受け、思い思いに伊勢市の魅力を映した動画を撮影して持ち寄り、その動画を伊勢市が外注して、90秒間の動画として完成させました。

生徒38人が撮影した素材は120点にも及び、生徒たちは撮影をしながら、自分の気づいていなかった伊勢の魅力を改めて再発見したようです。

12月9日には完成した動画の上映会を実施。動画の制作は外注となっていたため、完成品を見るのは生徒たちもこの時が初めてで、自分たちの持ち寄った素材がどんな風に一つの形になっているのかを見て、感慨にふけっていたようですね。

地域のPRとしても使えますし、生徒たちにとってもいい勉強になりつつ地元への愛着もわく、いい機会となったのではないかと思います。完成したPVはこれから公開される予定になっているということなので、伊勢市の人もそうでない人も、チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部