皆さんは水車を実際に見たことはありますか？

日本でも昔ではあれば水車小屋などがありましたし 水力は様々な用途で使われていました。

しかし、今では水力以上に便利なエネルギーが登場し 水車を見る事はほとんどなくなりました。

そんな中、水車を見る事ができる場所が岐阜にあります。 岐阜にある道の駅「おばあちゃん市・山岡」には 直径が24メートルもある、日本一の木製水車があるそうです。

まるで観覧車のように巨大な水車。 夜には止まりますが、ライトアップがされ 星空との競演も楽しめる観光スポットとなっているとのことです。 ※2003年に作られた岐阜にあるこの水車は、杉の木で作られたものだそうです。

この水車が作られた背景には、岐阜の山岡町は 明治から大正時代に陶石を砕く動力として水車を利用してきたという歴史がある からなんですね。

この岐阜の山岡町に限らず、昔の日本では水車を使って 揚水、脱穀、製粉、製糸など様々な産業に関わる必需品であったと 言えるのではないかと思います。

今となっては役目を終えてしまった水車ですが 今後は人々に昔の文化を伝えたり、見て楽しむといったような活用方法が 残されているようですね。


 執筆：街コミNAVI編集部