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2014.02.05.

北海道・中頓別町ではポイ捨てが普通?


村上春樹さん作の「ドライブ・マイ・カー」において 中頓別町(なかとんべつちょう)という街が登場します。

今回、注目したいのは

主人公が出会った24歳の女性 中頓別町出身の「渡利みさき」を通して作中で このような表現がされているんですね。

みさきが火のついたたばこを運転席の窓から捨てた際、主人公が 「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と記述。

これを受けて中頓別町が 掲載誌の文芸春秋に対して、質問状を送る意向をあきらかにしています。
情報元ソース:毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140205-00000010-mai-cul
<村上春樹氏>小説に「屈辱的表現」 町議ら文春に質問状へ
つまり中頓別町からすると ポイ捨てなんて日常茶飯事ではない! こんな事を書かれて迷惑している、侮辱しているのか!?

ってな感じなのでしょう。

うーん、とはいうものの ポイ捨てなんてどこにでもあるし 昔(明治)の小説などを読むと

普通に、弁当箱を電車の窓から放り投げるシーンとか 出てきますよ? 実際に、中頓別町でポイ捨てが普通なのか?わかりません。 でも、フィクションですから 事実と違うと言われても、フィクションですとしか言いようがないですよね。

そのフィクションでいちいち文句を言われると もう実在する街なんか使えなくなってきます。

実在する街を使うのが 腫れ物を扱うのと同じって考えになりそうですね。

それに、別に中頓別町でポイ捨てが完全に無いわけではないでしょう。 日常的に行われているといっても、喫煙者に向けた発言。 中頓別町の人の喫煙率ってそんなにすごいんですかね?

笑って許せるくらいの心の広さがあっても 良いと思うのですが。

それにこういう事が続くと もう小説の舞台になる都市もなくなり その街に新たに訪れる人が減ると思うんですよね。

それでも、街としてOKなの? もう少し長い目というか、先の事まで見た方がいいですし その場限りの感情でわめくのは間違いでしょう。

「明日、ママがいない」問題もそうでしたが 最近、言葉狩りが激しいように感じますね。

表現の自由が失われつつあると感じます。


 執筆:街コミNAVI編集部