全国各地で様々な地域活性化に向けた取り組みが行われていますが、最近増えてきているのが、地元でのみ使えるポイントを導入するといった取り組み。

最近では大手ショッピングモールとの提携や、マイナンバーカードを活用した地域ポイントに関する取り組みが進められて注目を集めていますが、北海道苫小牧市では、現在「とまチョップポイント」というポイントを活用中。 ポイントのため方にはいろいろなものがありますが、なんと現在、苫小牧市議会の傍聴でポイントがたまるということで話題となっています。

とまチョップポイントは、苫小牧市内の事業加盟店に来店したり、買い物をしたり、市の事業やイベントに参加したりすることで貯められるポイントで、ためたポイントは同額のお金として、加盟店で利用することができます。

イオングループのWAONをポイントカードとして使用できます。ちなみにとまチョップとは白鳥をモチーフとした苫小牧のご当地キャラクターで、北海道内随一の人気を誇るキャラクター。そんあとまチョップポイントをさらにPRし、市政にも興味を持ってもらおうと苫小牧市が始めたのがこの議会傍聴者へのポイント付与で、昨年6月の定例会から、傍聴者に50ポイントをプレゼントしているそうです。

特徴的な試みですが、議会にも興味を持ってもらえて、ご当地ポイントの普及にもつながるということで、市としてはかなり有効な施策といえそうです。苫小牧市に住んでいる人は、とまチョップポイント、そして議会についてチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部