皆さんの住んでいる地域には、町内会の掲示板など、地域の人に情報を伝達するための壁面や掲示板などはあるでしょうか？

今ではデジタルで情報を掲示したり、やり取りをすることができて、そうした掲示板などが活用される場面も以前に比べると減っているかもしれませんが、やはりみんなが通る場所に壁新聞やポスターを張る活動は今でも行われていますし、情報の伝達手段として一定の役割を果たしています。

ちなみに長崎市では、壁新聞を外国人観光客向けのおもてなしに利用しようと活動している団体がいるということで、注目を集めているそうです。 その団体の名は「ナガサキマチナカ女子部」です。

2016年に発足した市民団体で、その名の通り女性メンバーたちで構成され、地元・長崎のまちを少しでも楽しくするために活動している団体で、長崎市が進めている地域の魅力発見プロジェクト「まちぶらプロジェクト」の認定も受けています。

20名程度のメンバーで、マチ旅イベントなどを企画しています。

まだ発足してそれほどたってはいませんが、彼女たちの活動は長崎市内でも話題となり、大きな反響を呼んでいます。そんな彼女達が現在取り組んでいるのが、「マチナカおもてなし壁新聞」の作成プロジェクト。

長崎の情報を壁新聞として発信することで、地元の人はもちろん、外国人観光客に楽しんでもらおうというもので、現在は3月の完成に向けてワークショップを開催中。

地元の人や留学生など、様々な人が参加して壁新聞の製作に向け動いているということです。長崎の人はもちろん、観光で長崎に訪れる予定の人も、是非チェックしてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部