世の中には様々な、いわゆる「聖地」がありますよね。

アニメや映画などの作品だったり、スポーツ選手や有名人だったりにゆかりのある場所は聖地と呼ばれ、そうした聖地を訪れるファンも多くいますが、そうした聖地巡礼が活発になる中、思わぬ形で聖地として活気づくような場所も増えてきていますが、東京都葛飾区には、あのアスリートの力で参拝客が激増している神社があるのだといいます。 その神社とは葛飾区立石にある熊野神社。そして、そのアスリートとは、先日平昌オリンピックで2連覇を果たした、羽生結弦選手。

熱心なファンが多いフィギュアスケートの世界でも、羽生選手の人気は別格で、羽生選手ゆかりのある場所には連日多くのファンが殺到しますが、この熊野神社、特に羽生選手との直接的なつながりはなさそう。

実はこの熊野神社に羽生ファンが多く訪れるのは、この熊野神社が安倍晴明ゆかりの神社だから。この葛飾の熊野神社は都内で唯一、安倍晴明が勧請した神社なのだといいます。

ではなぜ安倍晴明が羽生選手と結びつくのかというと、羽生選手の近年のプログラムが安倍晴明・陰陽師に基づいた「SEIMEI」だから。

羽生選手が「SEIMEI」のプログラムを取り入れた丸2年ほど前からファンの間で口コミで広まり、今では聖地としてファンに広く知られ、奉納される絵馬などにも羽生選手関連のメッセージや絵が多く書かれているのだといいます。

これからもまだまだ活躍が期待される羽生選手ですから、熊野神社の人気も高まっていきそう。葛飾の人でフィギュアファンの人は一度訪れてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部