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2018.08.16.

たかしま農園(佐賀)がオープン


(2018年4月30日に書かれたコラムです)

春をかんじる様々な食べ物が旬を迎えていますが、タケノコもその一つ。佐賀市北部に4月7日、観光農園「たかしま農園」がオープンしたと佐賀経済新聞が報じています。
情報元ソース:佐賀新聞Live GWいっぱい掘りごろ 県内初、タケノコ観光農園
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/210705
国内の旅行会社で添乗員として20年勤務し、その後佐賀県内の観光施設やホテル、観光バス会社を経て、「道の駅 大和そよかぜ館」の店長を務めた高島賢一さんが、実家の農業を引き継ぎ、佐賀の自然と文化を発信するために「たかしま農園」をオープンしました。

これまでも休日に実科のタケノコ堀りをしていたという高島さん。「旅行会社などで観光に取り組んだ経験を活かし、農園を軸に地元の観光の拠点にしたい」と話しています。

「たかしま農園」は佐賀市中心部から車で約30分の場所に位置し、体験型のタケノコ農園の面積は約3000平方メートル。

入園料200円。収穫したタケノコは1キロ500円、あく抜きは湯がくマキ代として別途200円が必要となります。

高島さんは「今年はあまり実らない裏年だが、そう思わせない程よく取れる」と話しています。今後、夏にカブトムシ採りを体験できる「カブトムシハウス」や、冬にはこの地域で300年の歴史があるという「干し柿作り体験」を用意するほか、地元の方が所有する古民家を民泊施設としてオープンするなど、地元の自然や建物を生かした観光開発にも取り組む予定だそうです。

今年の「タケノコ堀り体験」は5月7日まで。旬の収獲を楽しみつつ、地元を愛する佐賀の人々の取り組みにもぜひ注目してみてください。


 執筆:街コミNAVI編集部