（2018年9月7日に書かれたコラムです）

みなさんは「ドローン」をご存知でしょうか？近年、このドローンは無人航空機として市販されているものから大型のもの幅広く開発されていて、その開発競争は激しさを増しています。

そんな中で、今回話題になっているのは室蘭にある室蘭工業大で開発中の無人航空機「オオワシ2号」なんです。 この無人航空機は従来のものとは大きく異なり、国内初の超音速無人航空機ということで注目を集めているのだとか。

超音速の無人航空機というと一般の方にはピンとこない場合もあるかもしれませんね。しかし、この室蘭で開発中の無人航空機は最高速度はマッハ2、時速で言えば時速2千キロを超え、航続距離は100キロという驚きの速さで飛ぶことが可能なものなんです。

現在、国内で超音速で飛ぶことができるのは戦闘機ぐらいのものなので、この室蘭で開発中の無人航空機がいかに驚き性能なのかというのがお分かりいただけたのではないでしょうか？

今後、室蘭で開発中のこの機体の初飛行を行う場所はまだ未定だそうです。確かにこれほど早く飛ぶ無人航空機を飛行させる場所というのはなかなか見つからないのかもしれないですね。

しかし、この無人航空機の開発が成功すれば、災害対応を初めとした様々な応用が効くはずです。そうすれば人のために役立てることができることは間違いありません。

早く開発が上手くいき、「オオワシ2号」が飛行する姿を見てみたいものですね。


 執筆：街コミNAVI編集部