皆さんは、夜景を見るのは好きですか？

美しい夜景は見ているだけでうっとりしますし、やっぱりロマンチックな雰囲気に夜景は欠かせないという人も多いと思いますが、そんな夜景の中でも「工場夜景」が有名な町の代表格の1つが北海道室蘭市です。 室蘭は昔から鉄鋼業で栄えてきた街で、今でも海岸沿いに多くの工場が並び、その夜景が夜景ファンを虜にしていますが、そんな室蘭市で11月23日、かつて栄えた石炭関連の歴史探検イベントが開催されました。

「室蘭入江地区の鉄道・石炭時代の歴史遺産探検ウォーキング」と題されたこのイベントは、石炭の町であった室蘭の歴史をうかがえる建物や道をたどりながら思いをはせるイベントで、むろらん100年建造物保存活用会が企画。

むろらん100年建造物保存活用会は、来年の明治維新北海道開基150年に向けて、「歴史と文化の薫るまち・室蘭」を打ち出した様々なイベントを開催中で、今回のウォーキングイベントもその一環ということです。

旧室蘭駅→入江臨海公園（歴史）→入江運動公園（アート）→旧国鉄エリア→港の文学館という、歴史情緒あふれるスポットをめぐりました。

特にスタートの旧室蘭駅は100年以上前に建てられた建物で、ここを訪れるだけでも歴史のロマンに浸ってしまいます。

室蘭の地元の人はもちろん、観光などで室蘭を訪れた人も、みなさん是非、普段とは趣向を変えて、一度歴史という観点から室蘭の町を歩いてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部