（2018年11月30日に書かれたコラムです）

愛媛県からスポーツに関するニュースです。

11月23日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムなどで「愛媛県野球フェスティバル」が開催されました。このイベントは愛媛県内の野球の競技人口拡大を目指すもので、小学生から社会人まで約350人が世代を越えて参加し、交流を深めました。 主催は5団体からなる「愛媛県野球協議会」。

12回目となる今年は「えひめ愛・野球博」の一環として実施されました。イベントの内容についてもご紹介しますと、社会人と大学生が講師を務めた少年野球教室では、小学生約22人がトスバッティングなどに挑戦。「イメージすることが大事」などとアドバイスを受け、何度もスイングを繰り返していました。

ちなみに愛媛県は、実は「野球の聖地」としても知られており、アメリカに渡り帰国した俳人の正岡子規がアメリカのベースボールを持ち帰ってから約130年になるのだそうです。

ここを基点にスポーツの枠を超え、漫画や映画、野球拳など様々な切り口から日本人は野球の楽しみ方を見つけてきたとされています。

そんな野球王国・愛媛として、「えひめ愛・野球博」は、野球が日本の枠を越えて、より世界に広がっていくよう、世界を熱中させていくよう、活動を行っていく予定だそうです。

そもそも野球の始まりが正岡子規で、しかも愛媛県を基点に広まったことは今回初めて知りました。季節としてはオフシーズンかもしれませんが、ぜひ愛媛から新たな野球のムーブメントが広がっていけばいいなと思いました。


 執筆：街コミNAVI編集部