（2018年12月31日に書かれたコラムです）

訪日外国人客（インバウンド）の宿泊需要の伸びが全国的に見こまれていることから、全国各地でホテルや宿泊施設が建築されていますが。

ここで新潟県からのニュースをご紹介しましょう。

ホテルの開発・運営を手掛けるアパグループが、新潟市中央区万台にホテルマンションが入る複合施設の建設を計画しています。 ホテルの客室は約1千室を予定しており、アパグループは「日本海側で最大級の規模になる」と話しています。

建設予定地は、JR新潟駅から北に700メートルのところにあり、現在は駐車場となっています。面積は約5400平方メートルで、平成18年にアパグループが取得済みです。

昨年11月に完成した同社の分譲マンションの販売が好調なことも有り、インバウンドの宿泊需要の伸びを見越して来年度の着工方針を決めたそうです。

新潟県最大の都市であり政令指定都市の新潟市は、市内を流れて日本海に注ぐ阿賀野川や日本最大の川である信濃川、鳥屋野潟、佐潟、福島潟といった美しい水の景色が多く、「水の都」としても知られています。

新潟市内は、駅から徒歩圏内はもちろん、駅から車で5分から10分ほど走ったエリアにもホテルがたくさんあります。しかも一度は聞いたことがあるような大手の系列ホテル、ラグジュアリーなクラスのホテルも多くあるようです。

予算やバメ円、目的に応じて選択肢がある中、アパグループの新施設がどのようなものになるかは注目ではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部