（2019年12月26日に書かれたコラムです）

七福神といえば縁起のいい神様として知られ、多くの地域で親しまれているのではないかと思います。

そんな中、津では市内にある7寺社で作る「伊勢の津七福神」の7周年記念法会が同じく津に所在する津観音寺で開かれたということで話題となっているんです。 この「伊勢の津七福神」は市内にある7つの寺社に新たに七福神を祀り、地域の活性化、賑わい作りをしようと開創されたたものなのだとか。

さすがは商売繁盛や縁起の良いとされう神様が集う七福神ということで、開創したからこれまでに巡拝したという人は4千人を超えるそうです。まさに賑わいや福をもたらす七福神さまさまといったところかもしれませんね。

とはいえ、本来は寺と神社では異なる存在を信仰するものですが、七福神の前ではそういった垣根も超えることができるものなのでしょうか？

福を呼ぶ七福神というのはそういった垣根も超えて福をもたらすということができる特別な存在なのかもしれませんね。

毎年、順番に周年の法会を実施し、今回で2巡目がスタートしたということなので、まだまだ歴史は浅い行事となりますが、今後何十年も続く中でさらに多くの人が七福神に福をもらい縁は深くなっていくことでしょう。

お寺の方神社の方が一堂に会し、お祓いや読経をする光景というのもなかなか貴重な光景なので、ぜひ機会があれば津での記念法会に一度参加して七福神に祈願してみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部