東京オリンピックが3年後に迫り、様々な競技の日本代表選手の活躍にも注目が集まる現在ですが、ちょうど夏の今は様々なスポーツの世界選手権が開催されている時期ですよね。

連日、各スポーツの日本人選手の活躍がメディアなどを通じて私たちの下にも届きますが、三重県津市では、津市出身の女子レスリング日本代表・奥野春菜選手が世界選手権で優勝したことを祝福して、津市役所に懸垂幕が掲げられました。 レスリング世界選手権は8月21日からフランス・パリで開催され、日本女子は長く代表をけん引してきた吉田沙保里選手と伊調馨選手が欠場したことで若い代表チームで挑む大会ということで注目されていました。

奥野選手は数々のメダリストを輩出してきた至学館大学の1年生で、今年6月の全日本選抜選手権でも初優勝を果たすなどこれからが期待される選手。初出場となった今回の世界選手権でみごと初優勝を果たし、注目を集めました。

奥野選手の出身地である津市では奥野選手が優勝した翌日の24日、すぐさま市役所2階の踊り場におめでとう奥野春菜選手」と、「2017世界選手権（フランス）レスリング女子55kg級 祝金メダル」と書かれた垂れ幕を設置。

津市を含め、岐阜県はレスリングの聖地でありあの吉田沙保里選手も津市出身。さらに今回世界選手権で優勝した4選手のうち3選手が岐阜県出身だったということで、津市含め岐阜県は大盛り上がりとなっているということです。

奥野選手を含め、若い選手が今回多く台頭してきたということで、東京オリンピックに向け、ベテラン勢と若手がどのように切磋琢磨していくのか、注目ですね。


 執筆：街コミNAVI編集部