「バスの運転手」という職業は、子供の憧れの職業の一つでもあります。 幼い子供たちからすると、大きなバスを操る運転手は憧れの存在なんでしょうね。

しかし、ここ10年ほど、全国のバス会社で 「バス運転士が足りない」という問題が深刻化しているようです。

慢性的に不足している会社がほとんどで ダイヤ通りの運行本数を守るために、現職の休日を減らしたり、 時間外勤務を増加させて対応しています。

地方では、路線バスの減便や 路線の廃止に追い込まれるケースも少なくありません。

そんな中で、津市にある三重交通は 2015年春、バスの運転体験をセットした会社見学を企画しました。 この津にある三重交通の会社見学では 普通免許を取得してから3年以上経過していれば誰でも参加が可能で 自動車学校のコースで補助ブレーキ付きの教習車を使用。

自動車学校の指導員が同乗してくれるので まったくの初心者でも安心してバスを運転する事で出来るそうです。

津市の三重交通の担当者によると 「たいへん好評で、多くの申し込みがありました。 採用に結び付くかどうかはいまの段階ではわかりませんが、 きっかけづくりになったと思います。」と話しています。

津市の三重交通は、乗合自動車業など、様々な生き残る努力をしているようで そのうちの一つがこの会社見学のようです。

その昔、バスの運転手を夢見ていた津市のちびっ子が大人になって チャンスが巡ってきましたとも言えますね。

津市でバスの運転手体験、してみませんか？


 執筆：街コミNAVI編集部