電車でおでん、電車でお化け屋敷、電車でライブなどなど 最近では、電車と様々なものとのコラボレーションが行われています。

そんな中、島根県の『一畑電車』は、7月12日に 抹茶体験と和菓子を電車内で味わう「和スイーツ電車」のモニター運行を 実施したそうです。 島根の一畑電車によると 松江城の国宝指定に伴い「茶文化」を広く宣伝するための企画だそうで 島根の松江市立女子高等学校の生徒と共同で企画を実施し 車内でのおもてなしも行われたそうです。

対象の電車ですが 『松江しんじ湖温泉』9時58分発〜『出雲大社前』11時07分着。

車両は2100系電車のイベント車2両編成を使用。

イベント仕様に改装された2103号をモニター貸切車両の「和スイーツ電車」とし 2113号は運賃だけで誰でも乗車できるようにしたそうです。

島根の一畑電車についても簡単にご紹介しますと 大正3年に運行を開始。通勤通学など、地元の生活路線として 欠かせない鉄道であるとともに、出雲大社などへの参詣鉄道としての役割もあるようです。

ホームページを見ると 同じ7月には、ビール電車「酔電」の運行もスタートするようです。

全国的にも珍しいビアトレインで、穴道湖の夕暮れを車窓から眺めながら 体の火照りをビールで冷ますというこの企画。

こちらは男性が喜びそうな企画ですね。

島根の一畑電車のように、地方路線ならではの楽しみ方を 探してみるのもいいかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部