地域活性化の動きが高まる中、地産地消を促進する動きなど 食品に関しても地域色を出して、地域を活性化させていく動きが高まっていますね。

そんな中、神奈川県の『平塚市立なでしこ小学校』では 地元産の食材を使った「ふれあい給食」が行われました。 今回は県内産のブランド豚「やまゆりポーク」がふるまわれ 6年生約80人には養豚農家の特別授業も実施されました。

平塚市には、公式のやまゆりポーク農家全9戸のうち4戸が集まっていて 今回は養豚歴20年以上の小泉（平塚市岡崎）さんが豚肉を寄贈したそうです。

やまゆりポークは、9戸のやまゆりポーク生産者が結成する「やまゆりポーク生産者協議会」で 研究を重ねた結果たどり着いた"こだわりの品種"と"こだわりの飼料"により 生産した豚肉から、さらに厳しい基準で選び抜いたものだけが流通されているという一品。

そもそも、やまゆりポークとして育てられるのにも血統をはじめとする厳しい検査を 合格しなければならず、飼育日数も普通の豚に比べて1ヶ月ほど長くなっています。

衛生管理に関しても衛生コンサルタントの獣医師の指導を受けていて、密集飼育でなく ゆとりあるスペースを確保して豚にストレスがかからないようにするという徹底ぶり。

これらのこだわりのおかげで、5年連続農林水産大臣賞を受賞。 もちろん平塚はじめとする神奈川県にとどまらず、全国的に評価されています。

首都圏にある神奈川ですが、こうした農家による地域の活性化があるのは嬉しい事ですね。


 執筆：街コミNAVI編集部