「軽トラ市」という言葉をご存知ですか？

軽トラ市とは言っても軽トラを販売するわけではなく 軽トラックの荷台を店舗に見立てて販売をする人々が集まる朝市のことです。 もともとは2005年に岩手県で始まったそうですが、今では全国に広がっています。

生産者がそのまま販売をしているケースなども多く、産地直送のイメージがあったり 広めの土地があればそこで開催できてしまうというメリットがあります。

現在、磐田では「いわた☆駅前楽市」という名前で 5年前から年4回のペースで、この軽トラ市が開催されています。

会場はJR磐田駅前からまっすぐに伸びるジュビロードで 出店者は約90団体にものぼるそうで、毎回大盛況なんだとか。

そんな高い集客力を活かして軽トラ市での創業支援を行おうという取り組みが 軽トラ市の主催者である磐田商工会議所によって行われています。

個人で事業を開始する人にとっては販売先の開拓が第一関門。

そんな販売者のアンテナショップとして軽トラ市を活用しようという試みです。 8日のイベントから取り組みを開始するということで、磐田市の女性起業家育成講座受講生らで つくる手作り雑貨グループ「はれのひ」のために特設ブースが設置され、布製品や アクセサリーが展示販売されます。

地元の才能や若者などの新たな出発につながるであろうこうした支援や ここから始まった事業が、大きく成長する日が来るのを想像するだけでワクワクしてしまいますね。


 執筆：街コミNAVI編集部