（2018年3月21日に書かれたコラムです）

皆さんの住んでいる地域には、スポーツ施設はありますか？

市民のための小さめの体育館から、プロスポーツの行われる大きなスポーツ施設まで、全国各地に様々なスポーツ施設がありますよね。

地域のスポーツ振興に寄与し、その他地域イベントも開催するなどして地域の活性化に一役買うそうした施設は地域にとっても重要な施設ですし、現在東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツの機運の高まりの中で、ますます重要度が高まっていますが、静岡県磐田市では、なんと新しく卓球場とアーチェリー用の施設がオープンを控えていて、注目を集めています。 磐田市は、リオデジャネイロオリンピックで卓球のメダルを獲得した水谷隼選手、伊藤美誠選手を輩出した卓球大国であり、市民の新たな交流やスポーツの推進を生み、広く市外にも「磐田市」をアピールする施設を整備するプロジェクトとして卓球場を作ることが計画されてきました。

開設されるのは磐田市の中心地にあり、古くから市民に親しまれている「かぶと塚公園」内で、かつてテニスコートがあった場所の跡地にアリーナが作られました。

アリーナには12台の卓球台が1列に設置され、エントランスホールにはオリンピック選手の顕彰コーナーなども設置され、これからの磐田の卓球普及の拠点として活用される予定となっています。

昨年6月に寄港され、建設が進んでいたこの施設ですが、いよいよ4月1日から「磐田卓球場」としてオープン。それに先立って、この施設の愛称が、「ラリーナ」に決定しました。施設の名前は磐田市が公募していて、562点の応募がありましたが、その中から、市内の幼稚園で先生をしている八木さんの案が選ばれたということで、表彰状の授与も行われました。

併設されるアーチェリー場は70メートル射程に対応する屋根付き施設で、弓道での利用も可能になっているということで、スポーツ大国磐田のこれから目が離せません。

磐田の人は是非利用したり、試合を観戦した利しに行ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部