武家屋敷の中に入ってみたことはあるでしょうか？

多くの方はそんな経験はないのではないでしょう。 そもそも武家屋敷なんてどこに現存しているのかもわからないし、入れるものなの？ という方もいると思います。

京都の亀岡の和食店「へき亭」は、築300年の武家屋敷を使用しているお店なのですが そのへき亭で、武家屋敷の庭園で自然やアートに触れるイベント「音遊び　庭遊び」が 5/21・22の2日間催されました。 このイベントは、毎年5月にへき亭の庭園で行われているイベントで、今年で5回目。 今年は陶芸家、音楽家、庭師、吹きガラス作家、木工作家、本藍染作家らが 実演やワークショップなどを行いました。

もっとも緑が輝かしさを増す季節に、へき亭の庭でゆったりとした時間を過ごすことができます。

へき亭はもともと江戸藩旗本津田藩の代官だった日置家の屋敷でした。

亀山（亀岡）の城を正面に見ることができる地に建てられた武家屋敷は 今でもそのままの形で残っていて、代々の当主が大切に守ってきましたが 多くの人に見てもらいたいという思いから、1994年にへき亭をオープンしたそうです。

へき亭では地元亀岡のとれたての野菜と食材を生かし、毎回違った料理を出す和食店。

普段は1日数組限定の客しか予約ができないということで 歴史を感じながら、特別な時間を過ごすことができます。

亀岡以外からのお客さんも多いそうですよ。

今回のイベントに足を運べなかった方も 京都を訪れる機会があればぜひ亀岡にも訪れてみたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部