近年の自動車業界の技術革新というと、皆さんはどんな事を思い浮かべるでしょうか？ 自動運転が最近大きな話題となっていますが、電気自動車の進化も見逃す事はできない 大きなトピックになっていますね。

そんな中、自然エネルギーの有効活用を広めるための企画 「電気自動車日本縦断リレーマラソン」なるものが11日から始まりました。

これは、電力事業などを行う日本工営株式会社が薩摩川内市とともに開催するもので 日産自動車が協力しています。 内容は、日産のEV（電気自動車）「リーフ」が日本工営の福島事業所から薩摩川内市までを 9日間かけて走行し、自然エネルギーや電力の有効活用を喚起するというもの。

薩摩川内市は「次世代エネルギーのまち」というスローガンを掲げていて 様々なエネルギー政策を行っている事で知られています。

そして現在薩摩川内市と日本工営は、高低差が少ない場所でも電気を生産する事ができる 「らせん水車」を共同で開発していて、自然エネルギーによる発電インフラ整備の活性化に 取り組んでいるのだとか。

開発実験は薩摩川内市内の小鷹水力発電所で行われていて、今後小鷹水力発電所の らせん水車で発電した電力を使ってEVを充電し、地元物産館の宅配サービスに利用する ことで、エネルギーの地産地消、エネルギーによる地域活性化を図るという事で 今回のPRですこしでも多くの人にこうした取り組みを知ってもらいたいとの事です。

19日に到着予定ということで、無事乾燥できることを願いたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部