今や、私たちの生活に当たり前に存在し、なくてはならない存在となっている鉄道。 当たり前のように日々利用していますが、鉄道が日本に普及し始めてから、まだそんなに時間は 経っていません。

新潟県では新潟初の鉄道である直江津線（現在のえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン）が開業して 8月15日で130年を迎えます。 東京と京都、大阪間を結ぶ幹線鉄道の建設資材を直江津港から運ぶために建設されたという直江津線は 開業当初は上越市直江津から妙高市関山間の約30kmの路線でしたが、のちに群馬・高崎まで伸びて 高崎線と連結し、東京・上野にまでつながり、新潟の発展に寄与してきました。

そんな直江津線の開業130周年を記念するイベントが新潟県内の各地で開催されています。

8月6日には、JR東日本の元社員などが作ったグループ「鉄道OB会」が「直江津鉄道史跡めぐり」という 特別プログラムを実施。

元・鉄道員が案内する鉄道史跡めぐりということで、面白いのは間違いないですし、鉄道ファンには たまらないイベントになりそう。高田駅では駅前の観光案内書で写真展「鉄道の夜明け」が開催。

当時の写真に加えて、駅職員の制帽や腕章なども展示されているということで、こちらもファンには たまらない内容になりそう。上越市は記念のポストカードを直江津、高田、関山の各駅で配布し 20日には鉄道の歴史に関する講演会を開催する予定なんだとか。

これを機に、地元・新潟の歴史などにも興味を持つ人が増えればいいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部