皆さんは沖縄を訪れたことはありますか？沖縄には地上を走る電車がなく、唯一走っている電車が モノレールだというのは結構有名な話ですよね。観光に行った際に乗られた人も多いのでは ないでしょうか？

ちなみにモノレールは、実はまだできてから13年しか経っていないそうです。

そんな中、沖縄都市モノレール、通称「ゆいレール」の13周年を記念したイベントが8月10日 那覇市の首里駅で行われました。 「ゆいレール」は、沖縄県那覇市の那覇空港駅と首里駅を結ぶモノレール路線で 愛称の「ゆいレール」は、琉球方言の「ゆいまーる」（「雇い回り」を語源とする村落共同労働を 意味する言葉）の「ゆい」から取られたものなんだそう。

那覇都市圏での渋滞の悪化などを受けて、国と沖縄県、那覇市、沖縄都市モノレール株式会社が 一丸となって開業に向けて取り組み、2003年に戦後の沖縄初の鉄道として開通しました。

現在も路線拡大工事中で、新規路線は2019年春に開通する予定となっています。

今回の13周年記念イベントでは、子どもたちがゆいレールの従業員の制服を着て運転席に座る などの催しが開催されました。また、沖縄銀行とのコラボレーション企画として人型ロボット 「Pepper（ペッパー）」が訪れ、ゆいレール車内で来場者をもてなしたり、首里駅周辺の文化財を 紹介するパネル展なども開催されたとのことです。

ゆいレールでは大きな規模のものではないながらも、毎年開業○周年のイベントを開催している そうです。今や電車がなくては生活できないとさえいえる私たちですが、電車が気軽に使える事に 感謝してみる機会も必要かもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部