現在、全国各地で地域活性化を目指す動きが活発する中で、地域の大人たちだけでなく、子どもたちや若者たちの力も活用して、地域を活性化させていこうという動きも活発化していますよね。

子どもや若者が参加する地域イベントも増えてきていますが、沖縄県那覇市では、なんと子どもたちが作る映画祭が開催され話題を集めています。 11月25・26日に那覇市の若狭公民館で開催された「第4回こども国際映画祭in沖縄（KIFFO）」は、子どもたちが運営から審査まで、イベントにかかわる主な業務をすべて行うという映画祭。

もちろん大人のサポートもありますが、基本的には子どもたちが自分たちの力で作り上げます。

子どもたちの成長の機会を作り、地域を活性化させようと、ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門のYouth審査員制度をモデルに、沖縄文化活性化・創造発信支援事業として始められました。

2014年3月にプレイベントが初開催され、同年11月に第1回が開催。大好評を博したため、以来毎年開催される人気イベントとなっています。

第1回目の開催から満員御礼の大盛況で、年々参加する子どもたちも増え、今年は那覇市のみならず沖縄全土から約50人もの子供たちが参加したということです。地域の大人や、普段は関わることのないほかの地域の子どもたちとも交流できるこうした機会は子どもたちにとっては非常に重要で貴重なものですよね。

これからもこのイベントは続いていくと思うので、那覇、沖縄の人は見守っていってほしいですし、全国的にもこうしたイベントが増えていってほしいなと思いますね。


 執筆：街コミNAVI編集部