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2016.11.17.

伊丹の小学校にて土俵を復活させる動き


皆さんは相撲はお好きですか?日本の国技でもある相撲、好きな人も多いことと思いますし 現在は相撲ブームだともいわれますが、それでもやはり昔に比べれば、少し相撲離れが進んで いるという現状があるのも事実ではないでしょうか?

昔は敷地内に土俵がある小学校も少なくはありませんでしたが、現在ではかなり珍しくなって しまいました。兵庫県伊丹市では、現在土俵がある小学校が市内に一つだけ残っていて その土俵を復活させる動きが最近行われていて、ついに復活を果たしたんだそうですよ。
情報元ソース:神戸新聞 花里小の土俵復活へ 伊丹市内の小学校で唯一現存
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201611/0009628445.shtml
土俵復活の動きが起こったのは、伊丹市立花里小学校。過去には伊丹市内の小学校には複数の 土俵がありましたが、現存するのは花里小学校の土俵のみ。

この学校の土俵は1984年の創立記念に当時のPTAが寄贈したもので、数年間は体育の授業などで 使用されたものの、その後は維持の難しさなどもあり使われなくなっていたのだとか。

しかし、今春「花里小ならではのもの」を探していたPTAらによって、復活が検討されて いました。そして、保護者などのボランティアによって修復作業が進められ、11月3日に 開催された「花里相撲大会」で、復活を果たしたのだそうです。

「花里相撲大会」には、児童ら60人が参加し、学年別取り組みなどが行われました。 土俵の活用の仕方はこれから模索するようですが、子どもたちが使うだけでなく、地域の 交流にも役立てることを目標としているのだそうです。いつか、この土俵で相撲を取った 子供がプロの力士となる日が来たりするといいなと思いますね。


 執筆:街コミNAVI編集部