今年はオリンピック・パラリンピックイヤーということで日本も大いに盛り上がりましたね。 今回の大会で印象的だったのは、メディアが以前に比べてパラリンピックについても報道しよう という姿勢が見られたことのような気がします。

近年は大会ごとに少しずつパラリンピックへの関心も高まっているように感じます。 オリンピック・パラリンピックといえば夏だけでなく、冬の大会もありますよね。次は2年後の 2018年に韓国の平昌で開催されますが、平昌大会に向けたオリンピック・パラリンピックの 予選も始まっています。

北海道苫小牧市で開幕したのは、平昌パラリンピック最終予選につながる 「2016 IPC アイススレッジホッケー世界選手権 Bプール」です。 アイススレッジホッケーとは、アイスホッケーのルールを一部変更したスポーツで、スケートを 履くのではなくスレッジという専用のそりに乗って行う競技。

苫小牧はホッケーの街で、全国高等学校選抜アイスホッケー大会なども苫小牧市と 苫小牧市教育委員会の主催で開催されたりしています。

競技は11月29日から開催され、前日の28日には開会式が開催されました。

予選大会は苫小牧市の白鳥王子アイスアリーナで12月3日まで行われ、日本、チェコ、スロバキア 英国の4ヶ国がパラリンピック出場権をかけて争います。スレッジホッケーは日本ではまだ競技人口 も少なくマイナーな競技ではありますが、2010年バンクーバー大会では銀メダルを獲得し 2011年にはBest Team Awardも受賞したほど。

これからの更なる協議普及のため、この大会も突破して本大会での活躍を見せてほしいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部