温泉はお好きですか？日本は世界有数の温泉の国。温泉好きの日本人はとても多いですよね。 温泉というと思い浮かぶ動物がいませんか？そう、サルですよね。

サルと温泉、というと私たち日本人には非常になじみ深く感じますが、実際にサルが温泉に入る 光景は世界でも日本でしか見ることができず、見られる場所も非常に限られています。

実際に温泉にサルが入るのは世界で唯一長野県の地獄谷野猿公苑でのみ見られるということで 有名ですが、全国の動物園でも園内に作った温泉にサルが入る様子を見ることができます。

今日紹介するのは、北海道でも有数の温泉街である函館の湯川町にある函館市熱帯植物園です。 毎年恒例イベントとして冬の間はサル山に温泉が入れられ「サル山温泉」となり、サルが お湯につかってのんびりくつろぐ姿が見られる、知る人ぞ知る函館の人気スポットです。

サル山温泉に使われる温泉は周囲のホテルや旅館などで使われるものと同じ源泉を使用している ということで、非常に贅沢な仕様。しかもサルたちは湯加減にも厳しく、最適な温度に保って いないと入ろうともしないのだそうです。

まるで人間のようにくつろぐサルたちの姿には、癒されること必至です。

例年12月から温泉が入れられ、ゴールデンウィークまでその様子が見られるということで 今回は、来年の5月7日までこの冬は貴重な温泉ザルを見学に行くのも兼ねて、函館への 温泉旅行を計画してみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部