いよいよお正月がやってきますが、皆さんは毎年、お正月には初詣には行くでしょうか？ 初詣というとおみくじやお守りが定番ですが、全国の神社では、お守りなども常にデザインなどを 更新しながら発売しているところもあります。

最近では地域おこしの一環などとして、地域色の強いお守りなどを販売する神社も増えてきて いますよね。

山梨県笛吹市では、地元・山梨産の生地を使ったお守りが2017年から新しく販売されるということで 注目を集めています。 そのお守りを製作したのは、笛吹市一宮町一ノ宮の甲斐国一宮浅間神社。

甲斐国一宮浅間神社は800年代に創建された由緒ある神社で、笛吹がワインの産地として有名で あることから、神様に「御神酒（おみき）」ではなくワインを備えることで知られています。

今回、新たに販売することになったお守りは、山梨県内の織物業「槙田商店」が生産する生地を 使った「勝虫守（かちむしまもり）」です。

勝虫とはトンボのことで、トンボは「前にしか進めない」ことから、昔から戦国武将などがシンボル として使ってきました。新しいお守りつくりを計画していたところ、槙田商店がトンボ柄の生地を 作っていることを知り、このお守りを作ることに決めたのだとか。

勝負をする人や、受験生などにご利益がありそうですね。赤・緑の2色展開で、それぞれ1,000個ずつの 限定販売ということなので、笛吹近郊に住んでいる人は、初詣に訪れてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部