2017.01.01.
苫小牧沖のスケトウダラ漁
北海道・苫小牧沖のスケトウダラ漁に関するニュースです。今年冬のスケトウダラ刺し網漁の水揚げが 昨年に比べて減少しているそうです。例年であればスケトウダラ漁は今が最盛期とのことですが 前の年の同じ時期と比べて、何と6割減・水揚げそのものは最近になって上向きつつあるものの 漁業関係者は厳しい表情を隠せないようです。
情報元ソース:苫小牧民報
スケトウダラ漁不振、前年比6割減 海水温の高さが一因に-苫小牧沖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00010000-tomamin-hok
ちなみに、スケトウダラとは…身そのものを食べることは少ないようですが、日本ではすり身などの
加工に使用されているようです。また、スケトウダラの魚卵は、辛子明太子やたらこなどに使用されて
いるということで…日本の食卓には馴染みのある魚かもしれません。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00010000-tomamin-hok
今シーズンの苫小牧沖のスケトウダラ漁は10月1日に解禁され、秋サケ漁が終わった12月上旬から 本番を迎えました。
苫小牧港・西港漁港区では連日、夜明け前から漁業者が魚を網から外す光景が見られます。 苫小牧漁業協同組合の関係者によると、今月25日までの漁獲量は1258トンと、前の年の同じ時期の 35パーセント、漁獲金額は2億3,000万円で、前年の半分。
26日には苫小牧港から19隻が漁に出て、およそ30トンを水揚げしたそうです。実際に苫小牧で漁に 出ている漁師の方は「水揚げは少なかったが、最近ようやく少しは取れるようになった。何とか、 タラコ需要の大きい年末までにたくさん取れれば」と話しています。
明太子・タラコや練り物はもちろんですが…おせちのたらこの昆布巻きや助子の煮つけなど、お正月に 欠かせない食材でもあります。何とか漁獲量が回復していてほしいものです。
執筆:街コミNAVI編集部