テクノロジーが急速に進化する現代社会の中で、今やパソコンやスマートフォンといった 電子機器を使いこなせないと仕事にならないということも増えてきて、ますますIT教育の 重要性が増してきています。

そして同時に、地方自治体などにとっても、ITの街を標榜することが大きな地域活性化の 糸口ともなってきています。全国的にそうしたITの推進を自治体レベルで行う地域も 増えてきていますし、IT企業を誘致する動きも全国で広がってきています。

新潟県新潟市では、数年前からIT産業の推進に取り組んでいて、IT企業誘致も積極的に 取り組んでいますが、今回新たにスマートフォンアプリ開発の支援などを行う企業の 開発拠点が新潟駅前に設けられることが決定しました。 新潟市は元来IT企業やIT技術者の集積地である特性を生かし、製品の高付加価値化を 実現させる「組込みシステム」及び「高度ITシステム」関連産業を支援する事業を行って いて、「新潟市“がたまる”プログラミングITキャンプ」 「地域発のデザイン力『デザイン向上セミナー』」「IT業界セミナー」などのイベントを 定期的に開催。平成14年度からIT企業の誘致も優遇措置などを行い推進しています。

今回、開発拠点を新潟に設けるアプリ開発支援会社の名は「フラー」。

新潟県の雇用の受け皿になりたいなど、意欲を語っています。企業誘致を開始してから この制度を利用して新潟市にやってきたIT企業はこれで21件目となりました、これから さらなる事業の発展と、新潟市の発展に期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部