最近では、全国で地域の魅力を紹介して観光客を呼び込んだり、移住を促進する活動が増えてきていますね。各市町村といった自治体が地域の魅力をアピールすることはもちろん、各地域で複数の市町村が協力してそうしたPRに力を入れる例も多くなっています。

京都府では、亀岡市を含む丹波地域の2市1町が、協力して地域の魅力を発信しています。 京都丹波地域は、亀岡市、京丹波町、南丹市の3市町からなる地域で、京都の中でも自然が豊かで、府内有数の食料生産地域。地域内には「農産物直売所」も多く存在しています。

そんな、食に強い丹波地域で現在推進されているのが「京都丹波イチ推しの食」プロジェクト。

新たな料理メニューを開発したり「食材」「推しメン（農家）」にスポットを当て、「イチ推し」を紹介していくというプロジェクトです。今回、そのプロジェクトの中で新たな京都丹波のメニューが開発され、現在販売中で注目を集めています。

新メニューは、「亀岡牛を味わいつくす3色パン」や「焼鮎寿司」など地域産の食材を使った8種類のメニュー。地元の直売所や道の駅、そしてホテルグランヴィアグループが共同開発し、3月末まで販売しています。

夏には第2弾メニューの開発も計画しているのだそうです。さらに二市一町の協力は移住者誘致にも。昨年の10月末から「いなか子育てを知るランチ会」と題して、三地域それぞれで順番に開催。

2月に亀岡市で開催された第3回で、ひとまず終了を迎えました。これは、実際に丹波地域に移住していなか暮らしをする人と、移住を考えている人が地元食材を使ったランチを食べながら交流するというものでした。

地域一丸となったPR攻勢を仕掛ける丹波地域。この試みの成果に注目ですね。


 執筆：街コミNAVI編集部