普段、段ボールにはお世話になっていますか？引っ越しの時など、主に物流に際してお世話になることの多い段ボール。

軽量ながらある程度の強度があり、保温性もあるなど、機能的な製品として長らく私たちの生活のそばにあり続けてきていましたが、そんな段ボールの新たな活用法を見出し、新たな製品を打ち出している会社が大阪府大東市にあるのを皆さんご存知でしょうか？

それが、大東市御領にある京阪紙工。 創業以来強化段ボールを製造・販売している会社ですが、この京阪紙工が、強化段ボールを使った新たな製品を数多く仕掛けて現在注目を集めているのだそうです。

その代表格が組み立て式舞台。ライブや演芸などの舞台を、強化段ボールを使って製作することで、軽量で組み立てが簡単な舞台を作るというもの。この屋外舞台「ステージキッズ」は先日ついに販売開始され、多くのメディアからも取材が殺到し、全国のイベントで採用されているのだそうです。

他にも段ボールで作ったトイレを製品化（大東市のふるさと納税の返礼品にも採用）するなど、段ボールのあらゆる可能性を開拓し続けている京阪紙工。

次に打ち出すのが、3月から販売開始されるバーベキューセット「焼けルンです」。アルミコーティングを施し、耐火性を高めていて、簡単に運べてお手入れも楽というすぐれものです。普段当たり前のように使っているものが新たな用途に生まれ変わるというのはロマンですよね。

地域の企業にこんなに革新的なことをしている企業があることは、大東市に住んでいる人でも知らなかった人もいるのではないでしょうか？大東市から世界に羽ばたいていく日も遠くないという気がしますね。

これからの段ボールの未来に注目していきたいです。


 執筆：街コミNAVI編集部