皆さんが住んでいる地域には、誰かの銅像や記念碑が立てられたりしていますか？

学校などに建てられていたという人もいると思いますが、よほどのことがないとそうした銅像や記念碑が立てられることはないですよね。

その地域を発展させた人、原型を作った人、世界的な活躍をした人などがそうしたものが作られる対象になるかと思いますが、大阪府大東市では、戦国武将の銅像が新たに作られたということでニュースになりました。 銅像が作られたのは、戦国時代の武将・三好長慶。1500年代半ば、近畿の支配者として君臨した武将で、天下人として数えられることもある戦国時代を代表する武将の1人です。

そんな長慶が晩年を過ごしたのが、現在の大東市と四条畷市の地域にあった飯盛城。

両市はこの飯盛城跡と三好長慶を生かした地域の活性化に取り組んでいて、その成果もあって飯盛城は続日本100名城に選出されるなどしてきました。

今回設置される銅像は大東ロータリークラブが50周年の記念として大東市に寄贈したもので、大東市役所の正面玄関前に設置されることに。11月3日には除幕式が行われ、三好長慶に大東市の特別住民票も交付。市役所をお訪れるとまずよろいかぶとをまとった長慶が出迎えてくれるということで、少しドキッとするかもしれませんが、大東市の皆さんは是非、市役所を訪れる際にはチェックしてみてくださいね。

これから三好慶永を活かしたさらなる地域おこしがされることに期待したいです。


 執筆：街コミNAVI編集部