現在、地方の活性化のための競争は激しさを増すばかりの状況ですが、やはり地域のPRに関しては対外的に行うよりも先に、まず地元の人たちにその魅力を知ってもらうことが第一ですよね。

地産地消の取り組みも進む中、地域の人たちにいかにPRしていくかも重要な課題となっています。

そんな中、愛媛県では、レストランなどの飲食店で愛媛県産の食材を積極的に活用してもらうことを推進するイベントが開催されました。 それが3月22日に愛媛調理製菓専門学校で開催された「MADE IN EHIME 2017」です。

これは愛媛銀行、愛媛調理製菓専門学校、日本イタリア料理協会が協力して開催したイベントで、生産者と飲食店シェフとのビジネスマッチング支援を目的として開催されました。

第一部では、愛媛産食材である「みかん愛ぶり」「鬼北熟成雉」「宇和島ブラッドオレンジ」の生産者プレゼンテーションが行われ、第二部では日本を代表するイタリア料理のシェフである鈴木弥平シェフ、岩坪 滋シェフ、落合務シェフによる愛媛の食材を使ったオリジナル郷土料理披露と講習会が開催されました。

第三部では愛媛県内の農水畜産物の生産者、加工業者等10社と愛媛県内外の飲食店シェフ約60名による商談会と試食会が行われ、さらに、オリジナルレシピの時広愛媛県知事への贈呈式も開催されたそうです。

これらのオリジナルレシピは今後愛媛県内で活用されていくということなので、愛媛のレストランなので食べられる日が来るのは遠くないかもしれません。

愛媛在住の人も、観光などで訪れる予定がある人も是非チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部