もはや「オタク」という言葉は、完全に市民権を得ているといってもいいほど一般的に使われる言葉になりましたね。アニメなど、それまでは一部のオタクの人だけの世界と思われていたものが徐々に世間に広がっていくにつれ、オタクを自認することも恥ずかしいものではなくなってきた感もあります。

現在では地域おこしとしてオタク文化を活用したり、大々的なオタク文化のイベントが開催されることも全国的に珍しくなくなってきました。こうした中、北海道小樽市では「ヲタク the ANISON BOX（ザ・アニソン・ボックス）」なるイベントが先日開催され、話題となりました。 4月15日に小樽観光物産プラザ（色内2）3番庫ギャラリーで開催されたこのイベントは、イベント名の通りアニソンを中心としたライブイベントで、北海道で活動するアーティストを中心としたアーティストが出演するライブイベント。

主催するのは小樽で音楽制作などを行う会社「Stoic’s」で、2014年からこれまで「ヲタルthe MUSIC BOX」という音楽イベントを主催しています。

「ヲタク the ANISON BOX」はそのシリーズ企画で、今回で3回目の開催となりました。当日は10組のアーティストが30分のステージの中自身の持ち歌で歌っていいのは1曲、後はアニソンを披露するという制限の中でパフォーマンスを行いました。

MCはMUSIC BOXでいつも司会を務める、小樽出身で吉本興業所属の大林宜裕さんが務めるなど、地元愛も強いイベントとなりました。

地元企業がこうして地元のためにイベントを開催していくのは胸打たれるものがありますね。小樽近郊に住んでいる人は、是非一度「ヲタク the ANISON BOX」に参加してみてはどうでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部