すっかり春らしい気候になってきたということで、現在全国では様々な春まつりやイベントが開催されていますね。春まつりといっても様々なものがありますが、やはりこの時期は花をテーマにしたイベントが多いのではないでしょうか。

そんな中、岩手県一関市でも花をテーマにしたイベントが今年も開催されています。 それが、一関市花泉町の「花と泉の公園」で開催される「ぼたんしゃくやく祭り」です。

その名の通り百花の王と言われ昔から日本人に親しまれている牡丹の花と、しゃくやくの花が見ごろを迎えるのに合わせて例年開催されるイベントです。

牡丹は320種4,000本、しゃくやくは40種3,000株が出迎えてくれます。

2010年にはイラストレーターの、かゆらゆかさんがポスターを担当して「萌えおこし」などと話題となっていました。2000年に開園した東北有数の植物園である花と泉の公園では、牡丹やしゃくやくと並んで、ベゴニアが有名で、世界中から取り寄せたベゴニアが常時数百種栽培、展示されています。

そんなベゴニアを中心に、食べられる花を使った新作料理が、このぼたんしゃくやく祭りに合わせて発表されました。

これまでもパフェなど、スイーツを中心に花を使ったメニューは作られてきたのですが、今回はランチメニューを考案したということで、見るもよし、食べるもよし、様々な花の楽しみ方をすることができます。

衛生面やレシピの関係など、自宅で花を食べる経験はあまりできないですし、一関を訪れる人、一関や近郊に住んでいる人は是非花と泉の公園を訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部