ホーム TOP > フォルダ 都道府県 > フォルダ 奈良

2017.05.10.

奈良・氷室神社で献氷祭


5月に入り、暖かい日も増えてきましたね。過ごしやすい日も増えてきましたが、もう数ヶ月経つと暑い暑い夏がやってきます。暑さに苦手な人などは憂鬱になるとは思いますが、日本では夏は暑いというのが基本。冷夏となってしまうと困ってしまう人や植物、動物もたくさんいるんです。

そんな中、奈良県奈良市では、その年の夏の暑さを願うという珍しいお祭りがあるのだそうですよ。
情報元ソース:毎日新聞 なら歳時記 氷室神社「献氷祭」(奈良市) 暑い夏、商売繁盛を祈願 /奈良
https://mainichi.jp/articles/20170510/ddl/k29/040/525000c
それが、奈良市の氷室神社で行われる「献氷祭」です。

710年に天明天皇の勅令によって、吉城川の上流、春日山のふもと(現在の月日の磐)に、氷室(氷の貯蔵所)を設けて氷を蓄え、翌年平城京へ献氷させる制度が整えられたそうで、それが現在の氷室神社となっていると伝えられています。

そして、そこで神を祭るお祭りが行われたことに由来する伝統行事が、この献氷祭です。

現在でも毎年5月1日に行われているこの祭りでは、高さ1メートルほどある氷を神社に奉納し、製氷業者などを中心に商売繁盛を祈願します。ちなみに、今年は観光客も含め約300人の人が集まったそうですよ。

氷の柱の中には、戦後から伝わる方法にのっとり、海の恵みを表すタイと里山の恵みを表すコイが、それぞれ泳いでいるような姿で凍らせてあるのだとか。

この日は天候にも恵まれ、奈良市の正午の天気は24度弱まで上昇。献氷祭にとってこれ以上ない絶好の1日となり、訪れた人たちにはかき氷が無料で振る舞われたのだそうです。暑い夏を願っているあなたは、是非一度、奈良市を訪れてみてくださいね。


 執筆:街コミNAVI編集部