皆さんの住んでいる地域には、公立の施設は複数ありますよね？公民館や図書館などは、各地域ごとに比較的規模の小さめなものが配置されていたりもしますが、県や市にはそれぞれ、その自治体を代表するようなホールなどの施設があるものです。

自治体の主催イベントや式典も多く行われる、いわばシンボル的な施設の1つになっているものも多いですが、三重県津市にも、この秋、新しいスポーツ施設がオープンするということで注目を集めています。 「サオリーナ」と名付けられたこの施設は、2010年に構想が出され、7年間もの歳月をかけて完成された津市の一大プロジェクト。

施設はメインアリーナやサブアリーナ、屋内プールにトレーニングルームなども備え、隣接している「メッセウイング・みえ」や「三重武道館」といった施設と共に、津市産業・スポーツセンターを構成する予定となっています。

すでに来年以降大会の開催なども決まっていて、4年後の国体の会場になることも決まっているんだそう。施設の名前は、津市出身のレスリング選手・吉田沙保里選手の名前からつけられたそうですよ。

10月1日にはオープニングイベントの実施が予定されていて、「する」「見る」「学ぶ」をコンセプトに、トップアスリートの競技を観戦いたり、アスリートの指導を受けたりすることができるイベントとなる予定で、物産展など、スポーツ以外の地域イベントも開催される予定となっているそうです。

吉田選手のトークショーも開催される予定となっているそうですよ。津市に住んでいる人は是非、イベントに参加して、サオリーナをこれから利用していってくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部