現在、日本全国の自治体が地域活性化を目指して様々な活動を行っていますが、やはり代表的な取り組みといえば地域資源を前面に押し出したPRですよね。特に全国的に知名度が高い地域資源があればそれを使ってPRする事になりますが、これでもかというくらいある1つの特徴に絞って対外的なPRを行う地域もありますよね。

香川県もそんな地域の1つ。香川では「うどん」を前面に押し出したPR戦略が話題ですが、現在は最近丸亀市で運行されるようになったあるタクシーが話題を集めています。 それが「カマタマーレ讃岐 × うどんタクシー」です。

うどんタクシーは、琴平バスが2003年から運行するタクシーで、うどんについて専門的な知識を持っているドライバーがお客さんの行きたいお店や有名店、隠れた名店などを案内してくれるタクシー。

特にうどん巡りに来た観光客に人気の高いタクシーですが、そんなうどんタクシーが地元・香川のサッカーチーム、カマタマーレ讃岐とコラボレーションを始めたというのです。

その気になる内容はと言いますと、丸亀市にあるPikaraスタジアム（香川県丸亀競技場）で開催されるカマタマーレのホームゲームの日に、JR丸亀駅や高松空港とスタジアムの間をうどん巡りをしながら運行する専用うどんタクシーを運行するというもの。

サッカーの試合を見に来て、せっかく香川に来たのだからうどんも楽しんでいこうという人にピッタリの企画です。

試合の観戦者限定なので、待ち時間などもなく、1日をスムーズに楽しめるということです。丸亀といえばうどんの本場としてとくに有名ですし、うどんも満足できること間違いなし。

サッカー好きで遠征もするという人は是非、カマタマーレ戦で利用してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部