日本は四季の国ということで、季節ごとに様々な生き物や植物などが現れますが、夏の花の代表格といえば、やはりヒマワリではないでしょうか。

実際に普段の生活の中で見かけることも少なくなってきてはいますが、中には人と同じ以上の大きさにもなるものもあり、その存在感は圧倒的です。

今年は梅雨に雨が少なく、ヒマワリの生育が良くないというニュースもありましたが、香川県丸亀市では、なんとヒマワリで作った迷路が毎年登場するのだそうですよ。 そのヒマワリ迷路が登場するのは、丸亀市飯山長にある香川県立飯山高等学校の中にある農場。

飯山高校では毎年5月ごろに生徒がヒマワリの種をまいて、25アールほどの土地にヒマワリ迷路を作ることが恒例となっていて、今年も1万本のヒマワリが育てられ、今年でなんと18回目となりました。

もともと飯山高校には農業化があり、農園も農業科のためにありましたが、農業科が廃止となった際に農園を有効利用し、地域交流に役立てようという目的からこのヒマワリ迷路が始まったのだといいます。

市民に向けて一般公開するとともに、地域の幼稚園や保育所の子供たちを例年招待して交流も行っていて、今年も7月6～10日の開催期間中、連日地域住民や子供たちが農園を訪れました。

今年は終了してしまいましたが、来年以降も開催されるでしょうし、普通はなかなか体験できないものですから、丸亀に住んでいる人などは、地域の子供たちの活動を覗きに行く意味も込めて、機会があれば遊びに行ってみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部