旅行は好きですか？よく旅に行くという人もいると思いますし、仕事の関係で遠方に宿泊することが多いという人もいるのではないでしょうか。多くの方は宿泊にはホテルや旅館などの宿泊施設を利用すると思いますが、日本全国には「国民宿舎」という宿泊施設があることをご存知ですか？

国民宿舎とは自然公園など、自然環境に優れた休養地に作られた宿泊施設・休憩施設で、国の制度として1956年から運営されている宿泊施設。公営のものと、国民宿舎協会によって指定された民営のものがあります。誰でも利用でき、安価なことがメリットとしてあげられます。

現在全国には91の国民宿舎がありますが、なんと28年連続で宿泊利用率1位の座に輝いているのが、茨城県日立市の「鵜の岬」なのだそうです。 鵜の岬は日立市十王町伊師にある国民宿舎で、茨城県が設置し、財団法人茨城県開発公社が運営していて、日立市の自然や施設から見える太平洋のオーシャンビューなどが人気の施設。

1989年以来、80〜90%代の宿泊利用率をキープして1位の座を守り続けています。

今年の利用率は87.6％で、2位の施設に10%以上の差をつけての1位となりました。日立に訪れた際には是非利用してみてほしいですし、東京から日立は電車や車で2時間ほどの距離なので、この鵜の岬目当てに日立に訪れてみてもいいのではないでしょうか。

国民宿舎の存在を知らなかったという人も多いと思いますが、是非一度調べてみて利用してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部