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2015.01.13.

八戸のブリが原因で食中毒発生


今、東北の八戸では食品に関する問題で揺れているようです。

八戸の食品加工会社で製造されたブリの冷凍食品から 食中毒の原因となる『ヒスタミン』が高濃度で検出されたそうです。

このヒスタミンとは主に マグロやカツオなどの赤身魚に含まれるアミノ酸の一種だそうですが 管理状況が適切でない時は、この排出されたヒスタミンによって 食中毒を起こすそうです。
情報元ソース:河北新報 ブリ加工品で食中毒 高濃度ヒスタミン検出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150111-00000010-khks-soci
八戸のこの事件では同じ赤身魚であるブリを使った食品から 高濃度のヒスタミンが検出されたそうです。

ブリは今が旬の魚ですので、飲食店やスーパーなどに行った際 手に取る方が多いと思います。

今回の問題で製造された加工食品は八戸のみならす 他の地方でも販売、出荷されていたようです。

もしかするとそういった要因が重なり 被害が広がっていったのではないのでしょうか?

現代は食品の加工技術や流通方法なども発達し 全国どこでも、例えば、遠くの地域に居ながらにして 八戸のようなご当地で収穫された美味しい食品を口にすることが できるようになっています。

しかしながら、いくら技術が発達していても 食品を扱う上で基本的な注意や管理ができていないと 今回の八戸でおきたような問題が発生することがあるのではないでしょうか?

もちろん、購入をする側やそういった加工食品を扱う業種の側でも 注意しなければいけないとは思いますが そういった技術面以外の部分でも考慮や注意をしなければ いけないのかもしれませんね。


 執筆:街コミNAVI編集部