いよいよ本格的に夏が到来しようとしていますね。

夏といえばやっぱりお祭り！という人も多いのではないでしょうか。夏は全国各地で様々なお祭りが開催されますが、九州で最大級のお祭りの1つといえば、博多で開催される博多祇園山笠ではないでしょうか。 毎年7月1日～15日に開催される、700年以上の歴史を持つという博多祇園山笠。

博多どんたくと並んで博多を代表するこのお祭りの開催に向けて、福岡の各所で様々な準備が進められています。博多の提灯店では、山笠で各町の先頭を走る若者が掲げたりして使うちょうちん作りが最盛期を迎えていて、6月末～7月上旬に向けて300個もの提灯を仕上げるのだとか。

6月27日には山笠の飾り付けが本格化。1日の一斉公開に向けて山大工たちが人形などで飾り付けを行いました。

地元のせんべい店では博多祇園山笠をモチーフにした新商品が発売されたり、福岡の商業施設では開幕に合わせて3Dプロジェクションマッピング噴水ショーを開催するなど、とにかく今博多は町中が博多祇園山笠に向けて動いているようです。

クライマックスの「追い山笠」を見ることのできる桟敷券などは15分で完売するなど、今年も観客からの期待も大きいこのビッグイベント。昨年「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されたということもあり、今年は更なる盛り上がりが予想されます。

期間中に福岡へ訪れる際には、皆さんも是非は肩を訪れて、参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部