2015.01.19.
市川のにらめっこ
「だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ。笑ったら負けよ。あっぷっぷ」
1月20日(火)に、市川にある駒形大神社で 豊作を祈願する念頭行事「にらめっこおびしゃ」が行われます。
「にらめっこおびしゃ」は市川市指定の無形民俗文化財の一つ。
「おびしゃ」は、「御奉謝」という字が当てられていて、 本来は、その年の豊作祈願に弓で的を射る神事。 転じて、正月の一般的な祭りとなったのも多くあり、 市川の駒形大神社では「にらめっこ」がメインの行事となっています。
情報元ソース:歴史人
「にらめっこ」で今年の豊作を願う
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150116-00010004-rekishi-ent
どのような行事かと言いますと・・・http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150116-00010004-rekishi-ent
まずは、早朝から三臼の餅をつきます。 ふたつの臼は飾り物に使い、三つめの臼でついた餅で、ぶつけ合いが行われ 餅に当たるとその年は良いことがあるといわれています。
なかなかユニークな市川の祭りですね。
その後の「にらめっこ」では、二人ずつにらみあいながら酒を口にし 周囲の人はどうにかして笑わせようとするんです。
笑ってしまったり、杯から口を離したりしたら負け。 負けた人はさらに大きな杯の酒を飲まなければならないということです。
市川の駒形神社お奉謝保存会によって継承されているこの神事は 安政6年の記録をもとに行われています。
ちなみに、「にらめっこ」が“遊び”になったのは江戸時代。 元々は、鎌倉時代に目と目を合わせてにらみ合い、 目を逸らさなかった方が勝ちという勝負を人見知り克服の訓練の 一つとしていたそうです。
この機会に、市川で人見知り克服・・・のついでに お酒を頂いてみてはいかがですか?
執筆:街コミNAVI編集部