世の中には実に様々な記念日や「○○の日」といった日がありますよね。

国が定めているものから国際的に提唱されているもの、特定の団体が決めたものなど様々なものがありますが…11月19日が何の日か皆さんはご存知ですか？

実は、「世界トイレの日」なんだそうです。これは国連が2013年に定めたもので、世界にはトイレが使えない状況にある人も多くいる現状を考える日にしようと定められたのだとか。

というわけで、この時期は世界中でトイレに関する話題が出る時期なのですが、日本でこの時期に毎年話題になるトイレが、千葉県市川市にあるんです。 そのトイレの名前は「Toilet in Nature」

なんとこのトイレ、広さ200平方メートルの個室トイレ。広大な敷地の中に1つぽつんとトイレボックスがある女性トイレで、トイレボックスもガラス張りなため、開放感のあるトイレとなっているのです。

市川市の小湊鐵道線飯給（いたぶ）駅の横にあり、設置当初は「世界一広い公衆トイレ」としても話題となりました。

実はこのトイレ、世界的な建築家である藤本壮介氏によるアート作品で、2012年に市川市主催のアートイベントが開催された際に設置されたものなのだとか。現在も稼働中なので行きさえすれば使用することができますし、市川市に住んでいる人やアート好きの人、面白いもの好きの人など、興味のある人は一度訪れてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部