日本の夏祭りに行く時には、皆さんはどのような出で立ちで行きますか？夏祭りともなれば多くの人が浴衣を着ていくのではないでしょうか。

今回、小樽ではそんな夏祭りにつきものである浴衣姿の人々が大勢集まる催しが開催され賑わいました。 その夏祭りが「おたる潮まつり」です。小樽の夏を代表するイベントなんですよ。

この小樽の祭りでは、開催期間（3日間）の間に約8,000人もの浴衣姿の人々が集い、踊りを踊りながら街を練り歩くのだとか。

小樽に限らず、浴衣というのは夏祭りには欠かせない衣装ではありますが、この催しではそんな浴衣がメインとなるお祭りということなのかもしれません。もちろん、この祭りでは浴衣姿の踊り以外にもたくさんの夏祭りらしい催しが多くあり、太鼓演奏、神輿のパレード、花火などの様々な催しを楽しむこともできるそうです。

しかし、夏祭りといえば普段着から浴衣に着替えて参加したいという人は多いですが、なぜ浴衣は祭りの際に着られることが多いのでしょうか？

浴衣というのは元々は寝巻きや湯上がり着として使用されていたそうです。和服といえば着付けや準備に手間がかかったりすることが多い中、浴衣であれば簡単に和服を着られるということで気楽に和装が楽しめるカジュアルさがこのような夏祭りという日本古来の文化の中において絶妙に合うのかもしれませんね。

そんな気楽な和服である浴衣を着て踊りを楽しむのは、日本の風流さがあるのではないでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部