皆さんの住んでいる地域には、特産品の農作物はありますか？日本は地域によって気候も変わってくる国ですし、様々な特徴的な特産の農作物がありますよね。

現在どれくらい生産されているのか、どれくらい知られているのか、PRしているのかなど地域によってばらつきはありますが、千葉県習志野市では、習志野市の特産品であるニンジンを前面に押し出したキャンペーンを行っているそうですよ。 習志野市では以前からニンジン栽培が盛んで、昭和42年には国の野菜指定産地に指定されています。

習志野市で現在、栽培されているのは「彩誉（あやほまれ）」。種苗メーカーと習志野市の農家が試験を重ね品種化し流通させた品種で、色鮮やかで栄養価が高く、にんじん特有のクセがない甘いにんじんであるため、多少高価ですが絶大な人気を誇っています。

習志野市のグルメといえば「ソーセージ」と「彩誉」というほどの人気を誇っていて、市は収穫時期となる5月6月をキャロット月間として、給食で使用するにんじんを習志野市産の彩誉で賄う「キャロット計画」という取り組みを10年以上続けているといいます。

今年も収穫期のピークを終え、7月25日にはJAから習志野市長に彩誉をつかった「にんじんジュース」が600本贈られたということで、市では来客へふるまうなどして、彩誉のPRを行っていく予定とのことです。

彩誉のにんじんジュースは、ニンジン以外にはレモン汁を少々入れているだけだそうですが、それでも十分なほどの強い甘みがあるとのこと。彩誉、また、それを使ったにんじんジュース機会があれば是非、飲んでみてくださいね。ニンジンに対する見方が変わるかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部